赤ちゃんを産んでから体型が崩れた、体重が戻らない、体調を崩しやすくなった、腰が痛い…そんな声をよく聞きます。
原因の多くは、骨盤の歪みです。出産により、どんな人も骨盤に多大な負担がかかり歪みが生じてしまいます。骨盤の歪みは全身に影響します。

 

骨盤を元に戻す理想的な期間は、産後1ヶ月から6ヶ月までです。産後6ヶ月以降は骨盤が固まっているので、戻りにくく時間がかかってしまいます。

 

骨盤が歪むと、その周辺を覆う筋肉までもが衰えてしまうのです。ある程度年齢を重ねたとき、尿漏れなどの症状を引き起こすことが懸念されます。また、身体の歪みはメンタル面にも大きく影響します。骨盤が歪み身体に負担がかかると疲れやすくなり、精神的にもストレスに対応する能力が弱まってしまいます。
出産によりホルモンバランスも変化するため、繊細な女性のココロはさらにナーバスになり、イライラしやすくなったり落ち込みやすくなるという症例もあります。

 

一ヶ月検診のときに特に異常がなければ、お早目の骨盤矯正をおススメします。一ヶ月以内でも腰が重たい方や肩こりがひどい方はご相談ください。

 

 

■妊娠中は骨盤がゆるみます。

妊娠すると出産の準備に向けてリラキシンというホルモンが分泌されます。このホルモンが靱帯を柔らかくし骨盤が開きやすくなります。出産のときは骨盤の関節が柔らかくなり、右の写真の赤丸の恥骨結合部が約5ミリ開きます。これらのことを「骨盤がゆるむ」といいます。

 

■産後の骨盤矯正はなぜ大切。

出産後はホルモンの分泌がとまり徐々に骨盤が元の位置に戻りますが、このときに正しく戻らずに、歪んでしまうことがあります。または開いた恥骨結合部が閉まらないことがあります。歪んだままにしておくと子宮や内臓が正しい位置に定着しないので、生理痛や尿漏れ・腰痛・不妊症・ポッコリお腹の原因になります。また、全身の骨格が歪み頭痛や疲労といった症状も現れます。

 

 

■トコちゃんベルトの位置

トコちゃんベルトは産後1から2ヶ月の間装着します。それより長いと筋肉が弱くなる為オススメしません。ベルトの位置ですが、腰骨から1cm下から恥骨結合部が少しかかる程度までを締めてください。

※恥骨結合部はおへその下約10cmの硬い部分です。

 

 

 


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