■膝の水はなぜ溜まるのか?
膝の水は、正式な名前は「関節液」といい、関節液は関節を包んでいる膜に入っており、骨の先端の軟骨に栄養を与えたり関節のスムーズな動きのための潤滑油のような役割をし、通常0.5cc程度の水が入っています。

 

関節に負担がかかると炎症を起こします。炎症が起きると関節をスムーズに動かせるように関節液がたくさん分泌されます。この状態が続くことを「膝に水が溜まる」といいます。水を抜いても、根本の炎症を改善させないと、また溜まります。

 

基本的には温めた方がよいと考えてください。悪くなり始めの炎症は膝に熱を持っていますので冷やしますが、慢性炎症の場合は温熱によって局所の血流を増やし、組織の修復を促した方がよいわけです。1ヶ月以上水がたまっているのであれば、 慢性炎症と考えられますので、基本的には保温がよいと思われます。

 

 


概要 | プライバシーポリシー | Cookie ポリシー | サイトマップ
MEDICAL CARE CIRO HACOBORI 当ホームページの写真や文章の無断利用を禁ず